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医療関連サービスMVPからの発信ブログ

2010

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新年あけましておめでとうございます。

2010年というと、子供の頃は、ものすごく未来に思っていましたが、

もう現実になっているのですねぇ。

 

1月4日から仕事を始めておりますが、

今年は早くも仕事が増えそうな予感で、大変ありがたいお話です。

 世界同時不況については、慎重論もあるとは思いますが、

年内には底を打って回復傾向というのが大方の見方(希望含む)ではないでしょうか。

 

しかし私たちは、景気とかそんな事はさておき、

今年も自由に楽しく気分良く活動していきましょう。

山あり谷ありの刺激的な1年になります様に。

 

前回で「オープンイノベーション」とは、

「企業内部のアイデアと外部(他社)のアイデアとを有機的に結合させ、価値を創造すること」

と定義されるけれども、"有機的な結合"と"価値の創造"とは具体的にはどうゆう意味?

という所まで行きました。(だいぶ間隔があいてしまいましたが。)

 

"企業内外のアイデア"というのは、必ずしも技術のアイデアだけではなく、

全ての経営資源から生まれたアイデアと捉えるべきです。

そして、そのアイデア同士を持ち寄って、取捨選択しながら、

どの顧客に対して、どんな技術を用いて、どんな製品を売っていくのか等を、

製品開発の最初からあるいは途中からすり合わせて行く事が、

"有機的な結合"だと思います。

 

簡単に言うと、ことわざで「三人寄れば文殊の知恵」というのがあり、

昔から日本には、そのような考え方があったのでしょう。

しかし、大企業が力を持って研究~製造~販売まで全てを抱えるようになり、

大企業主導で経済を動かすようになってから、互いに苦労と成功を分かち合うというより、

大手(強者)-下請け(弱者)という上下関係の産業構造になっていったのではないでしょうか。

その大企業が、成長の停滞や不況によって単独での力が弱まっている昨今、

再び「三人寄って考えよう」というオープンイノベーションが見直されつつあります。

 

最後に"価値の創造"ですが、ビジネス上で使う、"価値=バリュー"という言葉は、

陳腐になり過ぎて、もはやその言葉自体の価値が下がっている気がしますが、

人々や社会が欲するモノ・役に立つモノ(サービス含む)という意味で良いでしょう。

企業にとっては、短期的には利益、長期的にはステータス・ブランドとも言えますが、

学問上の"価値"の意味については、マルクス経済学等を読んでみてください。

 

本当に困った時こそ、底力が試される時です。

日本を文字通りの技術立国にしていくために、

個人間、部門間や国内企業間での小さな争いは止めて、

国際化を生き抜くために、産学官の総力戦が必要な時代だと認識しています。

その中で多くの言葉や立場を理解して、プレイヤー間の利益調整を図る、

コーディネーターの重要性は、ますます高まると考えています。

 

 

【7月】

MVPの親会社MPO(http://www.mpoinc.co.jp/)では、

TLO(Technology Lisencing Organization)といって、

技術移転や大学発ベンチャーの創出・育成を支援する事業を行っています。

まだ、あまり世に知られていないビジネスかと思いますが、

大きな流れを説明しますと、「大学の研究成果→特許出願・権利化→

企業に新しい製品やサービスに活用してもらう→大学に特許実施料が入る→

さらに大学の研究が加速→さらに新しい製品・サービス」というサイクルを作り出すのが仕事です。

具体的な日々の活動としては、特許の出願、企業への大学との共同研究の提案や

特許の実施許諾の交渉etc.が主なものです。

そのサイクルを活性化するために、政府は毎年、何1,000億円という研究助成を行っており、

特に今年は不況により企業の研究開発力が弱ったため、さらに何1,000億円の助成を追加した、

というのは記憶に新しいところです。

 

以上の様な企業・大学・政府の連携を、産学官連携と言っていますが、 

6月20日に、毎年京都で開催される国内最大級の産学官連携の集まりである、

産学官連携推進会議に行って参りました。

                                                (会場の京都国際会館)

Image257.jpgのサムネール画像のサムネール画像のサムネール画像今回のキーワードは「オープンイノベーション」となっており、

様々なプレゼンで使われておりました。

ところで「オープンイノベーション」て何でしょう?

「オープンイノベーション」は、カリフォルニア大学バークレー校の

ヘンリー・チェスブロー教授が提唱した言葉で、彼はその著書の中で

「企業内部のアイデアと外部(他社)のアイデアとを有機的に結合させ、価値を創造すること」

と定義しています。この解釈は、意外と深く、単に2つ以上の組織が連携して研究したり、

事業を推進するだけであれば、共同研究や共同事業という言葉があれば足りてしまいます。

 本当にオープンイノベーションを理解するには、後半の"有機的な結合"と"価値の創造"の理解が、

重要になってきます。

 

この言葉のとらえ方については、面白いテーマだと思いますので、次回に続けようと思います。

(続く)

 

【6月】

私が立ち上げを支援している医療系NPO法人の準備が、

本格化してきました(すでに申請済みで8月中に登記完了予定)。

MRIやCT等の高度な読影技術を要する遠隔画像診断と低侵襲治療を行うNPO法人で、

「エキスパート イメージング アンド インターベンショナル サポート」という長いですが、

先生方の思いを込めた名前で、略称「EIIS」といいます。

 

設立目的を簡単にご説明すると、

"専門家による画像診断・低侵襲治療を普及し、医療水準の向上に貢献する"となるのですが、

そのためには画像診断の専門家が少なすぎるので、遠隔読影をしつつ、その育成を行う事と、

画像診断や低侵襲治療が医療経済的にも成り立つモデルを作っていく事が、

このNPOの使命となるわけです。

 

上記のような医師不足と医療費の増加は、日本の医療制度全体でも大きな問題となっていますが、

OECD30カ国で比較すると、

GDPに対する保険医療費は、8.1%(21位/30カ国)とOECD平均8.9%より低く、

人口千人あたり医師数も、2.1人とOECD平均3.1人より少なく、

医療リソースは少ないのですが、1つの結果ともいえる平均寿命は長らくトップクラスを堅持しており、

ある意味世界で最も効率的な医療を行っているとも言えます(お叱りの声が出そうな発言ですが)。

医療制度は近々崩壊する、いや崩壊は始まっているといった悲観論が主流ですが、

結果を出しているわけですから、日本の医療の強みを見つけて、

海外へ売り出していく事もできるのではないでしょうか?

(医療を売り物にするな!というお叱りが聞こえてきそうですが)

 

月1回のブログ更新を行うつもりでしたが、多忙にかまけて、

すっかりご無沙汰してしまいました。

まとめて、5月~8月分を更新します。

今後は更新を週1回にペースアップしようと思います。

 

【5月】

ベンチャー企業の資金難を救うべく、

数十社の金融機関やベンチャーキャピタル回りをしておりました。

予想以上に投資家の財布のヒモは、硬くなっているようです・・・。

「キャッシュインがあって、数年後に上場できそうなベンチャーであれば検討します」

残念ながら、そういったバイオベンチャーは、非常に少ないのが現状です。

 

お金を出してくれない投資家への不満を言うのは簡単ですが、 

バイオ産業の発展のためには、技術-マネジメント-資金の一体化した、

爆発力のあるビジネスモデルが必要で、これを作れない経営者側にも課題があると思います。

 

そのためには、ITでもバイオでも経営者に、

世界征服くらいの大きな野望やビジョンがあってもいいと思いますが、

100億円規模の売上で自分達が、裕福に暮らせるようになってしまう、

中途半端な国内市場の大きさが、成長阻害要因の一つではないかと感じます。

ドラえもんの道具(ポテンシャルの高い技術)を、ジャイアンへの仕返し(経営者の自己満足)に

使うような小さな視野ではなく、より大きなビジョンを掲げた、

爆発力のあるベンチャー(=ビジネスモデル)の設立や支援を行いたいと、

私自身への戒めも含めて考える今日この頃です。

予定より2ヶ月くらい遅れてしまいましたが、

本日ようやく、弊社HPが日の目を見ました。

ベンダーさんには、リーズナブルなプライスで、

丁寧な対応をしていただきました。

トップのアニメーションも気に入っています。

 

筆無精ですので、月1回のブログ更新を目標にがんばります。

弊社共々、よろしくお願いいたします。

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